ザ・インタープリター

　監督　シドニー・ポラック
　出演　二コール・キッドマン　ショーン・ペン

ニコールをスクリーンで観るのは初めてだったんだけど、やっぱり美しいです！
どんな服装してても、その美しさに代わりがないのがスゴイ。
こんなに綺麗な人が、アフリカに格別の思いいれを持ってるとか、銃だとか、似合わないんだけど、違和感を感じちゃうのは最初だけで、アフリカでの出来事やお兄さんのことなどを観ていくうちに、すんなりと納得させられますね。
やっぱりニコールの演技力かな？
ニコールは最初はただ偶然に暗殺計画を聞いてしまっただけだったのに、話せない過去があることでどんどん怪しまれてくんだけど、その影のある表情、演技がまたいいんですよね～。
お兄さんのことや自分の過去のことを話せないから、自分で行動しちゃって余計に危ない目にあってるし。
ショーンはショーンで、妻を亡くしたばかりで、脱け殻状態な演技がまたはまってますねぇ。
悪くて強いショーンもいいけど、こういう悲しみの中にいる役のショーンが好きです。
なんか引き込まれて観てしまいます。
ストーリーは、ニコールの過去の話、アフリカのクー族の話など、ミステリーの部分もしっかりしてたし、ニコールとショーンの微妙な関係なんかも上手くおり交ぜられてて、面白かったです。
とにかく、ショーンとニコールの2人の共演を観られただけで、大満足な1本でした。