バットマン ビギンズ

　監督　クリストファー・ノーラン
　出演　クリスチャン・ベール　リーアム・ニーソン　渡辺謙　モーガン・フリーマン　マイケル・ケイン

シリーズ物を観るのに、今までの作品を観ないで行くってどうよって思っていたけど、これはＯＫでしたね！
今までの4作を観てるとより楽しめたのかしら？
でも今作はブルース・ウェインがどしてどのようにしてバットマンになったのかっていう過程を描いてるんですものね♪
充分に楽しめましたよ！
今まで興味がなかった私も、今作は謙さんやリーアム・ニーソンが出てるし、予告を観る度に観たい気持ちが強くなりました。
私、アメコミが原作の物には惹かれないって思ってたけど、意外に好きなのかも？
これはスパイダーマンを思い出されるシーンがちょこちょこありましたね。
スパイダーマンのようなコメディタッチのシーンもありなものも好きだけど、バットマンのような真面目なものもいいです。
期待の謙さんですが、迫力がありました！
謙さんが作ったという言葉も妙に説得力を感じたし、貫禄がありましたね！
欲を言えば、もう少し出演シーンがあればなって思う。
想像してたのよりも随分少なかったです。
それにしても、リーアム・ニーソンやモーガン・フリーマン、執事のマイケル・ケインと、渋い俳優さんがたくさん出てて、より画面に重みがありましたね。
モーガン・フリーマンはホントに存在感のある俳優さんですよね。
この人の出てる映画ははずれなしですねぇ。
あと、ちょっとした笑い、和みを与えてくれるマイケル・ケインの笑顔がこれまたよいです。
この従順で心からブルースのことを愛してる執事さんがいたからこそ、ブルースはバットマンになれたんじゃないかしら？
バットマンもスパイダーマンのように超人的なパワーを身につけた人の話だと思ってたけど、ごく普通の人が体を鍛えただけなのが少し現実味が感じられてよかったです。
ただお金の力に頼る部分が大きいんだけどね。
こんな楽しい映画なら前4作も映画館で観とけばよかったなぁ。