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かのんの観た映画の感想など、のほほんと綴ってます♪
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監督 李 相日
出演 妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 樹木希林

akunin.jpg

なんだかとっても考えさせられる作品だったな。
ほんの小さな不幸な偶然が凄惨な事件の引き金になってしまう。
あの時、佳乃が圭吾の車に乗っていなければ・・・もし、圭吾がキレたりしなかったら・・・もし、祐一が後を追ったりしなければ。。。
もしも、佳乃があんな暴言さえはかなければ・・・。
このどれか一つでも当てはまれば、あんな事件は起きなかった。
きっときっと実際の事件にも言えることなんだろうなと思う。
大きなことでなくとも日常の小さな出来事ひとつとってもそうだもんね。
小さな偶然の重なり、連なり。。。
たったひとつのボタンの掛け違い、選択のミスが大きな不幸に繋がる。

祐一は仕事は肉体労働、祖父母と暮らし、面倒もみている地味だけど本来とても心優しい青年。
田舎に暮らし、出会いもない。幼少期に母に捨てられたことも心の傷になってる。
光代は30歳を過ぎ独身、妹と暮らしている。彼もいなくて職場と家の往復の毎日。
これまた地味な女性。
こんな人は今いっぱいいると思う。
実際私も30歳をとっくに過ぎてる独女なわけで・・・光代には共感できる部分もいっぱいあったり~。

そんな地味で普通の男女に起こったこと。
あまりにも切なくて苦しい映画だったな。
殺人を犯した時点で善人ではないし、共感や同情心も抱いてはいけないかもしれない。
でも・・・不器用でまじめで地味に生きてきた祐一が可哀そうに思えるのはしかたないね。
そして、そんな祐一を愛してしまった光代の気持ちは理解できるような気がする。
ずっと持ってた孤独感、ぽっかり空いた自分の中の欠けた「なにか」を埋めてくれる存在だったんだろうな。
あの後、光代はどうしたんだろう?
車の中で祐一に言ったように待つのかな?
タクシーの中で言った一言、どっちにも取れますよね。
彼は悪人・・・でも!って思っている気がする。
最後に祐一が首を絞めたのは彼の優しさでしょ?
光代が罪に問われないようにって。。。

妻夫木くんも深津っちゃんも素晴らしかったけれど、脇を固める俳優陣がすばらしかった!
中でも「コイツが一番の悪人!」と思わせちゃうw佳乃役の満島ひかりさんもよかったですよねw
彼女の演技があってこそ、祐一への同情心がむくむく芽生えてきて観る人の中で葛藤が生まれるわけだし。
そして何より、樹木希林さんの演技ですよ!
彼女にシーンはいちいち涙がこみ上げてきたなぁ。

この映画の中にはいろんな「悪人」が出てくる。
だれが一番の悪人なんだろうね。
 

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